タイ

チェンマイのエレファントキャンプと首長族に会えるツアーに参加した感想

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こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。

今日はチェンマイでエレファントキャンプと首長族に会えるツアーに申し込んで参加してきました。

朝8時30分にホテルまでツアー会社の人に迎えに来てもらい、チェンマイ市内から40分ほど離れた場所にあるエレファントキャンプへ。

チェンマイには15か所ものエレファントキャンプがあるんだとか。こちらがその入り口です。今回はMAESA ELEPHANT CAMPというエレファントキャンプにきました。

すごく近くで象さんと触れ合えます。

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この時初めて象さんに触ったりじっくり見ていたんですが、象さんめっちゃかわいいですね。友達が象大好きと言っていて、どのあたりが良いんだろうと思っていましたが、実際に触れ合ってみて象の良さが分かりました。

一緒にいるだけでなんだかとても親近感が湧いてきます。象さんたちの水浴びも見ることができました。

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その後は象さんのショーを堪能。

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サッカーボールを蹴ったりその場で絵を描いたりと、象さんの多才ぶりをしっかりと拝見しました。

象さんおそらく頭めちゃくちゃ良いです。

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首長族に会いに行く

続いて首長族に会いに5分ほど車で移動。

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こちらにはカレン族という首長族をはじめ。5つの民族が住んでいます。

本来首長族などの民族は、ミャンマーなど山奥に住んでいるのですが、ここはNGOが運営をしていて、民族と出会えるようにするために作られた観光目的のための場所です。

首長族の人たちは、自分たちが観光目的に利用される代わりに病院が無料、手当が付くなど手厚い保護を受けることができます。

学校などの勉強代も無料です。その代わり彼女たちはここに住んでいる限り、ネパール国籍でもタイ国籍でもなく国籍を持てないとのこと。

学校を卒業して大人になってもタイでこのまま働くことができないんだとか。

様々な事情が絡み合ってこの場所で生活をされています。

ここで出会った民族の子どもたち。

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本当に可愛らしい子たちばかりでした。そして首長族の女性の方。

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ギターも弾いてくれました。

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ネパールの愛を歌った曲を演奏してくれました。なんだかとても心が締め付けられました。

ここで首の輪っかのことを質問。子どもの頃からこの輪っかをつけたら、死ぬまでずっとつけておくのだそう。

この輪っかをつける理由は、民族の証であったり、トラなどの動物に出会った時に首を守るためにつけているんだそうです。

この輪っかが置いてあったのでもたせてもらいましたが3,4kgあり結構重いです。

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重くないのか確認したところ、やはり重いとのこと。全体的に肩の骨は下がってくるが、健康には問題ないんだそうです。

貴重なお話ありがとうございました!

少し歩くと学校を発見!

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ここは子供だけでなく大人でも勉強できるみたいです。壁には子どもに人気の職業が飾ってありました。

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左から警察官、医者、兵隊、ナースです。

医師がやはり給料が一番高いらしいです。

警察官と兵隊は公務員なので、長く勤めれば勤めるほど老後もらえるお金が多いから人気なんだそう。

日本と同じじゃねえか!!!

どこの国も安定を求めるんですねえ。

街の奥まで進むと教会を発見。

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タイは仏教だけでなく、イスラム教やキリスト教の方も結構いるみたいです。

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こちらで祈りを捧げ帰路へ。

 

チェンマイのエレファントキャンプと首長族に会えるツアーに参加して思うこと

今回このツアーに参加して色んなことを考えさせられました。

ここに来る前は、自分たちが見世物になることで辛い思いをされているんじゃないかと思っていたんですが、ここにいる民族の方は凄く快適そうに過ごされていました。

ガイドの人に話を聞くと、この場所が快適すぎて自分の国に戻りたくない人が多いんだとか。

自国だと農業しかしないので収入は期待できない。ここにいれば色んなことが無償で、手当ても受けられる。

アクセサリーも販売しているのでお金も貯まる。

もし僕が民族の方の立場であれば同じようにここに来ているのかもしれない。それくらい居心地が良かった。

チェンマイはとても栄えているし、ここ数年東南アジアは急速な発展を遂げているけれど、田舎の方はまだまだだ。

今後全世界の人達が自由な意思決定を行えるような社会になってほしいと思っているし、そのような社会を作っていきたいと思いました。