こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回は、「HSPさんはアンガーマネジメントを身に付けて怒りやイライラを上手にコントロールしよう」というテーマでお話ししたいと思います。
アンガーマネジメントとは怒りで後悔しないこと
アンガーマネジメントとは、怒りの感情で後悔しないことです。
怒りを抑えられずに後悔したことがある人は多いと思います。
人は誰でも怒りという感情を持っています。
怒りをうまくコントロールできれば、いい方向に流れを持っていくこともできます。
反対に怒りがコントロールできなければ、大変なことになってしまうこともあります。
特に仕事上においては、物事を円滑に進めることが大切です。
アンガーマネジメント=怒らないことではない
僕もアンガーマネジメントを勉強するまで勘違いしていたんですが、「アンガーマネジメント=怒らない」ということではありません。
怒らないと相手の要求をすべて受け入れることにもなりかねないので、時と場合によっては怒ることも大切です。
湧き上がってきた怒りをコントロールして、上手く相手に気持ちを伝えることがアンガーマネジメントの考え方です。
感情的に伝えるのではなく、論理的に気持ちを伝えれば相手もわかってくれる確率が高まります。
HSPさんにアンガーマネジメントがおすすめな理由は突然の怒り爆発を抑えられるから
HSPさんは自分の気持ちをうまく伝えられずに、感情を抑え込んでしまう傾向があります。
怒りの感情を溜め込みすぎてしまうと、ある日急に爆発してしまいます。
そうなってしまうと、相手との関係性も悪くなってしまい職場や家庭内で居心地が悪くなってしまうんですよね。
アンガーマネジメントを学び怒りをコントロールすることで、今以上に生きやすくなります。
これがHSPさんにアンガーマネジメントをおすすめしたい理由です。
アンガーマネジメントのやり方7つ
アンガーマネジメントの方法にはいくつか種類があります。
1.怒りが込み上げてきたら6秒耐えてみる
相手に嫌なことを言われた場合、カッとなって反射的に言い返していてはケンカはいつまで経っても終わりません。
怒りが込み上げてきた時は、6秒待ってみましょう。
怒りが爆発するピークは6秒と言われているので、数を数えたり深呼吸して6秒待ってみるようにしてください。
ただこれは、その時に感情的に怒らないための対策方法だと僕は思ってます。
伝えるべきことはこの時に伝えた方が良いですね。
この時に耐えて何も言わなかった場合、家に帰って「やっぱりあの時言えば良かった〜」と怒りが込み上げてくるんですよね。
なので伝えるべきことは何か言われたときには言った方が良いと思います。
ネット上の記事や本にはただ6秒耐えるしか書かれていなかったので、これは僕の意見を付け加えてみました。
2.目の前のものに意識を向ける
怒りが込み上げてきた時に、なかなか抑えられない時ってありますよね。
そんな時は目の前のものに意識を向けましょう。
コップがあればコップ、花瓶があれば花瓶に意識を向けることで、気持ちはおさまってきます。
今この状態に意識を向けることで、込み上げてきた怒りの感情を抑えることができます。
3.ポジティブな言葉を自分に投げかける
イライラしてしまった時は、ネガティブな言葉が思い浮かんできますが、そんな時は自分にストップをかけ、ポジティブな言葉を投げかけるようにしてください。
「大丈夫」、「自分ならできる」、「なんとかなるよ」。
プラスの言葉を自分自身に投げかけることで、怒りの感情はおさまってきます。
4.場所を変えてみる
怒りの感情が込み上げてきた場所にずっといると、その時の感情が蘇ってしまい怒りがおさまりづらいです。
そんな時は場所を変えてみてください。
景色が変わることで気持ちも落ち着きますし、歩くことでリラックスもできます。
怒りが治らない時は場所を変えてみるのもおすすめです。
5.ネガティブなものには近づかない
ネガティブなものや怒りの感情が出ている場所に行くと、こちらまで辛くなってきてしまいます。
怒りの感情が出てくるものに近づかないようにしましょう。
苦手な場所だったり、苦手な人には近づかない。
TVやSNSでネガティブな情報には触れないようにすると、怒りが沸く回数が減るので試してみてください。
6.怒りの感情を書き留める
怒りが込み上げてきたら、紙にその時の気持ちを書くようにしましょう。
書くことで気持ちもスッキリしますし、自分がどんなときに怒っているのか客観的にみることができ、次から対処がしやすくなります。
「〜すべき」と固定して考えてしまうことも怒りの原因になるので、自分にこのすべき思考がある時は自分の考え方を見直してみましょう。
すぐに見直すと怒りが再発してしまうので、ある程度時間をおいてから見返すのがおすすめです。
7.完璧主義を辞める
怒りの感情を減らしたいのであれば、完璧主義を辞めるようにしましょう。
完璧主義だとものごとを達成する時のハードルが上がってしまい、イライラする回数が増えます。
完璧主義の悪いところは、自分だけでなく相手にも完璧を求めてしまうことです。
相手との言い争いが増える結果にもなるので、アンガーマネジメントの観点からは完璧主義はおすすめしません。
怒りやイライラをコントロールして上手に気持ちを伝える方法
最後に怒りやイライラをコントロールして上手に気持ちを伝える方法を紹介しておきます。
1.具体的にやって欲しいことを伝える
それは具体的に何をやって欲しいか伝えることです。
「ちゃんとやって」や「早くやって」は抽象的で分かりづらいです。
人によって基準が違うので、意見がすれ違う原因になります。
「15時までにこの書類を完成させてください」
数字などを取り入れて、なるべく具体的に言うと伝わりやすくなります。
2.過去のことは持ち出さない
言い合いになりそうになった時に過去のことは持ち出さないことも大切です。
いつもそうだよねとか、前もあったよねと伝えても、そこは改善しようがありません。
今回のことにだけ意識するようにしてください。
過去のことを持ち出さないでいいように、その都度気持ちを伝えると怒りの感情も湧き上がりにくくなります。
アンガーマネジメントは本や通信講座で学べる
アンガーマネジメントは、本や通信講座で学べます。
僕は今回、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事の「[図解] アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング」を読んで学びました。
この本はめちゃくちゃ分かりやすいです。
今回ご紹介した方法以外にもたくさん掲載されているので、アンガーマネジメントを学びたい方はぜひ読んで欲しいですね。
他に通信講座で学ぶ方法もあります。
「ユーキャン」では通信教育で唯一の日本アンガーマネジメント協会認定資格が取れます。
通信講座を利用して学ぶのもおすすめです。
アンガーマネジメントを学ぶことでHSPさんは生きやすくなる
今回は、HSPさんはアンガーマネジメントを身に付けて怒りを上手にコントロールしようと言うテーマでお話しさせていただきました。
アンガーマネジメントを身につければ、怒りの感情がコントロールできるのでHSPさんはより生きやすくなります。
怒りをコントロールするのが苦手な方は、アンガーマネジメントについて学んでみるのもおすすめですよ。