こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回は、HSP(繊細さん)は看護師・介護士・福祉の仕事に向いているのか向いていないのかについて、過去に精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)として働いていた強度HSPの僕自身の経験を元に書きたいと思います。
HSP(繊細さん)は看護師・介護士・福祉の仕事にある側面では向いている
結論から言うと、HSP(繊細さん)は看護師・介護士・福祉の仕事にある側面では向いています。
看護・介護・福祉の仕事は対人なので、利用者さんのニーズを読みとる力が求められます。
HSP(繊細さん)は繊細なので、利用者さんの変化にも気が付きやすいです。
共感性も高いので、相手のニーズを汲み取ることができます。
またHSP(繊細さん)は誰かの役に立ちたいと思われる方も多いです。
僕も誰かの役に立ちたいと思って精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)になりました。
誰かの役に立ちたいという想いで最初は看護師・介護士・福祉の仕事に就かれた方は多いのではないでしょうか?
HSP(繊細さん)は、利用者さんの些細な変化に気がつけて、相手に寄り添う能力が高いという面では看護師・介護士・福祉の仕事は向いていると言えます。
仕事が激務・人間関係が複雑な面ではHSP(繊細さん)には向いていない
HSP(繊細さん)は、看護師・介護士・福祉の仕事に向いている面もありますが、向いていない面もあります。
それは、仕事が激務な点と人間関係が複雑な面です。
看護師・介護士・福祉の職場は体力勝負なところがあります。
HSP(繊細さん)は刺激を感じやすいので疲れやすいです。
夜勤や長時間労働で体調を崩す可能性が高まります。
激務でストレスが溜まる中で、職場の人数が多いと人間関係も疲れてきます。
パワハラをしてくるような人もいたりするので、ストレス耐性に弱いHSP(繊細さん)にとっては耐えられない職場になってしまいます。
またHSP(繊細さん)は真面目で努力家の方が多いので、利用者さん・患者さんのために頑張りすぎて燃え尽きてしまう恐れもあります。
生活リズムが崩れる環境だったり、職場の人間関係が辛い場合、看護師・介護士・福祉の仕事は向いていない職種になってしまいます。
僕も精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)の仕事自体は好きでしたが、自分の仕事の出来なさや人間関係のしんどさで辞めてしまいました。
HSP(繊細さん)の看護師・介護士・福祉士の方で仕事を辞めたいと思っている方もいる
SNSやYouTubeのコメントをみていると、HSP(繊細さん)で看護師・介護士・福祉業界の方で仕事を辞めたいと思っている方もいます。
業界限らず仕事を辞めたいと思われている方はいますね。
特に今は感染症の影響で、大変な思いをしながら働かれている方が多いと思います。
看護師・介護士・福祉職として働かれているだけですごいです。
ただただ感謝しかありません。
HSPは働く環境や人間関係を変えると上手くいくこともある
最終的には、看護師・介護士・福祉の仕事が好きかどうかが大事になってきます。
HSPの気質の度合いは人によって違うので、一概に向いているとも向いていないとも言えません。
好きの気持ちがあれば、どの業界で働くのもいいと思います。
ただもし今働いている職場が辛いのであれば、僕は転職をして環境を変えるのもありだと思っています。
- 夜勤がダメなら日勤のみの勤務ができる場所を探してみる
- 常勤が大変だと思うなら非常勤で生活の時間を優先にする
- 大勢の職場がきついなら少人数の職場に転職してみる
救急はダメでも訪問看護なら働きやすくなったという方もいますし、応援ナースとして自分らしく働いている看護師の友達もいます。
環境を変えたら上手くいったという方もいます。
僕はHSPさんの場合は、正社員の仕事だけに固執する必要はないと思っています。
また今の職場が辛いのであれば、まずは上司に相談してみて無理そうなら他の場所に転職してみる。
それでも今の業界が辛いなら、辞めて別の業界に転職するのもありだと思っています。
資格を取ったからといって、ずっとその業界で働かないといけないわけではありません。
一番大切なのはあなたの体なので、頑張りすぎて体を壊すことだけは避けてほしいです。
どの道に進まれたとしても、今学んでいる経験は絶対に無駄にはならないので、あなたのやりたいことをやってほしいと思っています。