こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
1977年に発売された佐野洋子さんの絵本「100万回生きたねこ」。
子どものころに、一度は読んでもらったり自分で読んだことがある人は多いのではないでしょうか?
大人になると、なかなか絵本を読む機会がなくなります。
カフェ巡りをしている時に、「100万回生きたねこ」の絵本を見つけて久しぶりに読み直すことにしました。
「100万回生きたねこ」の内容
「100万回生きたねこ」の内容をさらっと説明します。
とある一匹の猫が主人公。
この猫は何回死んでもまた生き返ることができます。
飼い主は猫が死ぬたびに泣きますが、猫は死ぬことに慣れてしまっているので、全然悲しくならないわけです。
本当の意味での悲しみを知らない猫。
自分が大好きな猫は、100万回生きたことを自慢し傲慢になっていきます。
ある日、一匹の白猫に出逢います。
一匹の白猫は、100万回生きたことを自慢する主人公の猫にそっけない態度をとる。
主人公の猫は、最初こそ自慢していたものの、次第に白猫と一緒にいたいと思い、自分の思いを伝えます。
白猫はプロポーズを受け入れ、子猫を産み幸せに過ごすんですが、年をとった白猫は亡くなってしまいます。
その時初めて主人公の猫は大号泣するのです。
主人公の猫は、本当の悲しさを知ることができ、その後白猫の隣で動かなくなり二度と生き返ることはなくなりました。
大人だからこそ「100万回生きたねこ」を読んでほしい!
久しぶりに「100万回生きたねこ」を読みましたが、胸にグッとこみあげてくるものがありました。
この本は、生きるということについての本質を教えてくれている気がします。
「100万回生きたねこ」を読むたびに、忘れていた何かを思い出させてくれますね。
大人になった今だからこそ、みなさんにも是非この本を読んでほしいです。
僕も自分を見失いそうになった時に、何度でも「100万回生きたねこ」を読み直そうと思っています。