HSP

HSPは「甘え」じゃない|むしろ自分や他人に甘えられないタイプ

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こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。

今回は、HSPは「甘え」なのかについて考えてみました。

HSPは甘えだと言われることがある

最近ではHSPという言葉がTVでも取り上げられるようになってきました。

自分はHSPであることを知り安心している人もいると思います。

僕もそうです。僕もある日書店でHSPのことが書かれた本を見つけて、自分はHSPだったことがわかって安心したのを今でも覚えています。

自分がHSPであることを分かってもらいたいと思い、周りの友人やパートナーさんに思い切って打ち明けると

「こんなの誰にでも当てはまるよ」
「甘えじゃないの?」

とネガティブな反応が返ってくることもあります。

SNSをみていると、HSPに対して否定的な発言をしている人を見かけるようになって悲しくなったこともあります。

「もしかしたら自分は甘えなのかも知れない」

そう思って落ち込んでいる人もいると思います。

 

HSPは甘えでないと思う理由は受け取る刺激量が違うから

僕の意見を言うと、HSPは甘えではないと思っています。

HSPさんは、敏感な神経システムを持っていると言われています。

ストレスを処理する器官の扁桃体(へんとうたい)が活発で不安を感じやすかったり、ストレスホルモンと言われるコルチゾールの分泌も非HSPさんに比べて多いと言われています。

つまり、同じ刺激を受けたとしてもHSPさんは非HSPさんに比べて刺激を受け取る量が多いんです。

例えばHSPさんと非HSPさんが同じ仕事をしたときに、非HSPさんは10段階中1しか疲れなくても、HSPさんは10段階中10疲れたりします。

こう考えるとHSPさんが疲れやすいと言われているのも頷けますよね。

HSPさんと非HSPさんで同じことをやっても受け取る刺激量が違うんですよね。

なので非HSPさんからしてみたら、同じことやって疲れて休みたいと言ってるHSPさんをみて、甘えだと言ってくるんじゃないかなと僕は解釈してます。

こう考えると言ってくる人の気持ちも理解できなくもないです。

まあわざわざ言ってくる必要はないと思いますけどね。

 

HSPはむしろ甘えるのが苦手な方

もし辛さを測るメーターがあって、辛さの数値を測れれば分かりやすいんですけど、悲しいことに心の辛さやしんどさは人の目に見えないんですよね。

どちらかといえば、HSPさんは甘えられない方です。

辛くても誰にも辛いと言えない、大丈夫じゃなくても笑顔で「大丈夫」と答えてしまうタイプです。

それでも自分のことを分かって欲しくて、思い切って自分はHSPだと伝えてみたくなることもあります。

そんな時に相手から「そんなの甘えだ」と言われたらたまったもんじゃないですよね。

そもそもに人によって受け取れる量だったり受け取る刺激量が違うので、僕は他の人の言うことは気にしなくていいと思います。

それよりも、自分の基準で甘えているか甘えてないかを判断した方がいいです。

例えばテストで70点を取った時に、いつも100点を取ってる人だったらこんな点数だめだと思うかも知れないですけど、普段30点しか取れていない人が今回70点取れたならそれはすごいことじゃないですか。

自分が頑張ってると思えたらそれは甘えじゃないですよね。

逆に自分が今日甘えてしまったなと思ったら。明日頑張ろうって思えばそれでいいと思います。

甘えること自体も悪くないですしね。

ストイックな人もどこかで甘えてると思いますし、甘えることも大事だと思います。

むしろ甘える方法を教えて欲しいくらいです。

 

他人から甘えだと言われても気にする必要はない

なので、僕の意見としては他人から甘えだと言われても気にする必要はないです。

自分が頑張っていると思えばそれは甘えでもなんでもないと思ってます。

おそらくこれからHSPと言う言葉がもっと広がってきたら、「そんなの甘えだ」と言ってくる人は増えてくると思います。

うつ病でさえも甘えだと言ってくる人もいますからね。

そんな時に、言ってくる人は受け取る刺激量の多さを知らないんだなと思えば気持ちは楽になります。

他人の意見に軸をおいて振り回されるよりも、自分に軸を置いて自分としてはどうなのかという自分の気持ちに意識を向けて欲しいなと思っています。

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