こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回は、HSPさんがよく泣く・涙もろい理由と、すぐ泣くのをやめたいときにおすすめの対策方法を紹介したいと思います。
HSPでよく泣く・涙もろいという方は多い
HSPさんでよく泣く・涙もろいという方は結構います。
泣く場面としては
- 感動的な映画を見たとき
- 心に染みる音楽を聴いたとき
- 本音を言ったとき
- 悩みを相談したとき
- 彼氏(彼女)と喧嘩したとき
- 面接や面談をしているとき
- 悲しいニュースをみたとき
- 仕事で怒られたとき
- つらいことがあったとき
- 落ち込んでいるとき
などです。
女性の方が多い印象ですが、男性でもよく泣く方はいます。
僕もどちらかといえばすぐに泣きます。
人が泣く理由は大きく分けて3つ
まずは人が泣く理由を紹介します。
人が泣く理由は大きく分けて次の3つです。
- 基礎分泌の涙:乾燥などから眼の機能を保護する基礎分泌
- 防衛反射の涙:眼を異物から守るため
- 情動の涙:感動した時や喜怒哀楽を感じたときに心を落ち着かせるため
1番と2番は眼を守るために涙を流します。
人間以外の眼を持つ動物も涙を流します。
3番の情動の涙は人間しか流しません。
すぐ泣いてしまうことで悩んでいる人は、この情動の涙をどうにかしたいと思われているのではないでしょうか?
HSPでよく泣く・涙もろいのは繊細で共感力が高いから
HSPさんでよく泣く・涙もろいのは繊細で共感力が高いからです。
HSPさんは、他人がやっていることを自分がやっているように感じる神経細胞のミラーニューロンが活発だと言われています。
相手が悲しんでいるときに自分も同じように共感してしまい、感情が高ぶりやすいんです。
またHSPさんは刺激に対しても敏感です。
自分のことを話すことも大きな刺激になります。
刺激が大きすぎると堪えきれずに自然と涙が出てきてしまうんです。
すぐ泣く・泣いてしまうことは悪いことではない
すぐ泣く・泣いてしまうことは悪いことではないです。
泣くことはストレス解消にもなります。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経と副交感神経のバランスが乱れると、気分が落ち込んだり情緒が不安定になります。
喧嘩したり怒られたりしてストレスがたまると、交感神経が優位になりバランスが乱れてしまいます。
涙には自律神経の副交感神経に働きかける作用があります。
泣くことで気持ちがスッキリしたことはありませんか?
泣くことで気持ちを落ち着かせることができるんです。
僕も辛いことがあったときは、ストレス解消のために意識的に泣くようにしています。
自分のメンタルを落ち着かせるために体が反応しているだけなので、泣くこと自体は悪くないんです。
仕事中・職場ですぐ泣くのをやめたいときにおすすめの対策方法
ただ時と場合がありますよね。HSPさんで仕事中に職場で泣いてしまい、上司から泣くなと言われてどうしようか悩まれている方もいたりします。
自分でも泣きたくないのに周りの人から泣くなと言われてしまったら、どうしたらいいか分からないですよね。
おすすめの対策方法としては、メタ認知をすることです。
メタ認知とは簡単に言うと自分を客観的に見ることです。
泣きそうになったときに、泣いちゃダメだと思えば思うほど涙が出てきます。
僕は泣きそうになったときは、「今自分は泣きそうな状態にいる」と客観視するようにしています。
自分のことを客観的に見ることで、気持ちが落ち着いてきます。
メタ認知している状態で、「大丈夫だから」と優しい言葉を投げかけるようにもしています。
その日の夜に家で泣いてストレス解消してましたね。
家まで待てない場合は自分の席やトイレで泣くのもいいと思います。
あとは楽しいことを考えるのもおすすめです。
今日は美味しいものを食べるぞとか、次の休みは行きたかった場所に旅行に行くぞと考えることで辛い気持ちはおさまってきます。
反対にネガティブなことを考えるとどんどん落ち込んでしまうので、泣きそうなときはプラスのことを考えるのがおすすめです。
もしそれでも上司や同僚の前で泣いてしまう場合は、「私は涙が出やすい体質なんですけど大丈夫です。やれます」と前向きな姿勢を伝えてみるのもいいと思います。
HSPは泣いても大丈夫|自分の気持ちに素直になろう
今回は、HSPさんがよく泣く・涙もろい理由と、すぐ泣くのをやめたいときにおすすめの対策方法をご紹介させていただきました。
僕がこの記事で伝えたいことは、泣いてもいいということです。
泣いちゃダメだと思えば思うほど気持ちが辛くなってきます。
反対に泣いてもいいと思うことで、気持ちが落ち着いてきて涙も落ち着いてきます。
今の自分の気持ちを素直に認めてあげて欲しいと思います。
もし普段よりも泣きやすくなっている場合は疲れが溜まっている可能性もあるので、疲れているときは無理せずゆっくり休んでくださいね。
今回の情報が、少しでも参考になっていただければ嬉しいです^^