こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回は、20代の頃から隠居生活をされている大原扁理(へんり)さんの書籍、「なるべく働きたくない人のためのお金の話」を読んだ感想を書きたいと思います。
大原扁理(へんり)さんを紹介
まずは著者の大原扁理(へんり)さんを紹介します。
大原扁理(へんり)さんは、25歳から東京で週休5日の隠居生活を始めた1985年愛知県生まれの方です。
隠居生活といってもお金をたくさん稼いだわけではなく、週2日働きながら年収100万円以下で暮らしています。
途中で台湾でも日本と同じように隠居生活ができるのか実践されていた方です。
台湾の隠居生活を描いた書籍「いま、台湾で隠居してます」も出版されています。
僕は「いま、台湾で隠居してます」を読んで大原扁理(へんり)さんの生き方に感銘を受けました。
「なるべく働きたくない人のためのお金の話」の方が、「いま、台湾で隠居してます」よりも先に出版されていたので遡った形です。
※「いま、台湾で隠居してます」を読んだ感想は以下記事で紹介しています
「なるべく働きたくない人のためのお金の話」の内容
「なるべく働きたくない人のためのお金の話」の大まかな内容は以下です。
- はじめに
- 序章 隠居生活のアウトライン
- 第一章 まずはつらい場所から抜け出す
- 第二章 落ち着いた生活をつくりあげる
- 第三章 手にしたお金で、自分はどう生きたいのか?
- 第四章 お金に対する見方・考え方の変化
- 第五章 お金と話す、お金と遊ぶ
- 対談 鶴見済×大原扁理 豊かさって何だろう?
序章 隠居生活のアウトライン
序章では隠居生活はどのような生活なのかについて書かれています。
東京郊外の国分寺市のアパートに住まれていた時の家賃は月28,000円だったそうです。
食費は1日300円。仕事は介護を週二日でときどき臨時アルバイトと側から見るとかなりストイックに感じました。
第一章 まずはつらい場所から抜け出す
第一章では辛い場所から抜け出す思考法について書かれています。
- 苦しい気持ちを、なかったことにしない
- やりたくないことから逃げる
- 隠居を目指さない
- 完璧を求めない
- 一気にやろうとしない
- 周りを納得させようとしない
- お金に対するあきらめから、早いうちに脱出する
第二章 落ち着いた生活をつくりあげる
第二章では落ち着いた生活をつくりあげる思考法について書かれています。
- 最低限の満足ラインを確認する
- 自分でどうにかできること・できないことを分ける
- 社会や他人の「いいね!」を求めない
- ネガティブな気持ちから行動に移すのをやめる
- 生活の大半をルーティーンで回す
- ルーティーンのできていくようす
- ルーティーンをアップデートする
- 把握できるぶんだけにする
- 人間関係の強制リセット法
- 他人の生き方を学ぶ
- 世界をカスタマイズしていく
- 自分の生き方を正しいと思わない
- 変わってしまっても大丈夫
第三章 手にしたお金で、自分はどう生きたいのか?
第三章 手にしたお金で、自分はどう生きたいのかについて書かれています。
- 毎月の支出を把握する
- 最低生活費を確認する
- 最低生活費から、どれくらいの時間働くかを逆算する
- 税金や年金を最優先にしない
- お金を使わなくても、自分でできることを増やす
- 貯金について
- 保険に入らない
- 国や親に頼らない
- 自由や幸せをお金に依存しない
第四章 お金に対する見方・考え方の変化
第四章ではお金に対する見方・考え方の変化について書かれています。
- 私はお金持ちになりたいのか
- お金の失敗談
- ハッピーなお金の使い方
- 個人と社会の豊かさを両立させる
- 豊かさの内容も変わっていく
- 社会という銀行に貯金する
- 仮想通貨について
- 隠居の財布の中身
第五章 お金と話す、お金と遊ぶ
第五章ではお金と話す、お金と遊ぶことについて書かれています。
- 七五億分の一の確率で出会ったお金
- 人格化すると、愛着が芽生える
- お金を大切に扱うようになっていく
- お金に恥ずかしくないように
- なぜお金がないのか、お金の気持ちになってみる
- お金の幸せを祈って
- なぜお金がこの世に生まれたのか
- お金がこの世からなくなる日
- 最後に笑って見送るために
参照:https://ameblo.jp/oharahenri/entry-12417642118.html
「なるべく働きたくない人のためのお金の話」を読んだ感想
「なるべく働きたくない人のためのお金の話」を読んだ感想ですが、大原扁理(へんり)さんは自分のペースを崩さない、自分軸で生きている人だなと思いました。
僕の場合は自分がやりたいように生きようと思っても、周りの目が気になりやらないことが多いです。
実際は周りの目を気にして動けない人の方が多いと思います。
大原扁理(へんり)さんの場合は、周りがどう思うかよりも「自分はどうありたいか」。
自分の思考を基準に生きている印象を受けました。
自分軸で生きると周りの言葉に揺さぶられることがないから、自己肯定感も下がり辛いです。
他人軸で生きてしまいがちなHSPさんにもおすすめしたいと思いました。
書籍では上記ことがより詳しく書かれています。
周りの意見に左右されず自分らしく生きたい方はぜひ読んでみてほしい一冊です。