こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
西荻窪の古本屋さんで、ちくま書房から出ている冨原眞弓さんの著書「ムーミン谷のひみつ」を見つける。
実はこの本、以前持っていたんですが世界一周前に手荷物を減らすために売ってしまったんですよね。
また読みたくなり再度購入。
カフェでじっくりと読み直してみたら、今の自分に刺さるような言葉や表現が出てきたので、感じたことを書きたいと思います。
「ムーミン谷のひみつ」には今の現代人に必要な精神が書かれていた
過去、ムーミンパパが何も言わずに家を飛び出したことがあります。
その時ムーミンママは、「帰りたくなったら帰ってくるわ」と言って心配をしませんでした。
これは本当にすごいことで、なかなかできることじゃない。
普通は心配して探しに行ったりするけど、ムーミンママは動じない。
ムーミンパパを信頼しているからこその対応だと思う。
お互いが不安になりすぎてしまうと行動が制限されてしまう。
お互いの意思を尊重することで、お互いが自由に行動できる理想的な生き方だと感じましたね。
というかムーミンパパはかなりボヘミアン(放浪者)!
僕はムーミンワールドの中では、ムーミンやスナフキンではなく、ムーミンパパが一番好きです。
見栄を貼ったり、すぐに拗ねたりするところが自分と似ていて好きなんですよね。
こういう夫婦関係に憧れるなと思いました。
ムーミンの世界はそれぞれの生き方を尊重してくれる
「ムーミン谷のひみつ」では、各キャラクターの性格を詳しく解説してくれています。
本当に濃いキャラクターばっかりで、読んでいてどのキャラクターも大好きになりました。
考え方はもちろん、姿・形まで違うのに、ムーミンたちは生き方を強制しようとしません。
それぞれがそれぞれの生き方をし、尊重して暮らしています。
日本だと同じような生き方を押し付けられがちですが、ムーミン谷の世界はそういうものが一切ないのが素晴らしい。
この本は子どもだけじゃなく、大人の方にも是非読んで欲しいです。
この本には、これからを生き抜くために必要なことが書かれています。
僕もまた道に迷いそうになった時に、「ムーミン谷のひみつ」を読み直そうと思います。
これからもムーミンを推していきます!