こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回紹介したい本は村上裕さん著書の「孤独な世界の歩き方」。
著書はゲイのカウンセラーをしている村上裕さん。
ご本人も当事者で、カウンセラーに悩みを話した時に、きちんと話を受け止めてくれる人がいない現実にショックを受ける。
ゲイのカウンセラーがいないなら自分がなろうと決意される。
本の内容は一言で表すのはとても難しい。
著書の村上裕さんも本の冒頭で、この本は
- LGBTの心理について触れた本
- 様々な心理学に触れた本
- 自己啓発的なワークブック本
- 恋愛やパートナーシップに触れる本
- 人生や生き方に探求する本
総合して「読みもの」であると定義している。
ページ始めの村上さんが学生だった頃の文章を読んで胸が痛くなった。
子どもだけでなく大人まで嫌悪の目で見ることが悲しくてしょうがない。
これが現実というものを突きつけられた感じだ。
結婚や親の言うことに従う必要はない。思い込みをなくすことで前に進める。
自分の人生を生きることが、存在価値を高めていく。
差別の心は誰もが持っている。
それを受け入れて生きていきたい。
LGBT(L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー)は、最近でこそテレビで取り上げられ知っている人も多くなったけれど、その人たちがどういう気持ちで生きているかにはほとんどフォーカスされていないように感じる。
LGBTの方たちだけでなく、普通になりたいのになれない人や今孤独を感じて辛い思いをしている人はもちろんのこと、子どもから大人まで幅広い世代の人たちに読んでほしい。
いつか色んな人たちが生きやすい世の中になる日が来ることを願って、これからも行動していこうと思った。