こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回は、精神科や心療内科に行くのが怖い、行くべきか悩んでいる方に向けて自分自身の経験をもとにお話ししたいと思います。
精神科や心療内科に行く前はかなり怖かった
僕も過去に精神科や心療内科に通院していたことがあります。
一番初めは高校生の頃です。もう17,8年近くも前です。
当時は人間関係とかいろいろ悩んでいて、数ヶ月以上眠れない日々が続いてたんですよね。
だんだん気力もなくなってきて、自分ではどうしようもないと思って受診をしました。
当時は心の病気に関する知識がまったくなかったので、正直に言うと精神科や心療内科に行くのに抵抗がありました。
暴れている人がいたらどうしようと思ってましたし、なにより自分が心の病気だと診断されるのが怖かったんですよね。
勇気を出して行ってみたら他の病院と変わらなかった
ただこのままだと何も変わらないと思って、勇気を出して予約して行ってみたらまあびっくり。
全然普通でした。内科とか外科とか他の科と何も変わらないことに最初は衝撃を受けました。
受付の方も他の病院と変わらないですし、他に来ている人も仕事ができそうなサラリーマンの方や、キリッとしたOLさんとか本当に心に不調を抱えてる人なのかって思うくらいに普通でした。
精神科医の方もたんたんとした話し方で、特に他の科と変わらなかったですね。
診断は自律神経失調症で、抗不安薬と睡眠薬を処方してもらって帰ったのを覚えています。
一回行ってすごいホッとしたのを覚えています。
もっと気軽に精神科や心療内科に行けるようになれば自殺者は減るんじゃないかと思う
僕は、もっと気軽に精神科や心療内科に行けるようになれば自殺者は減るんじゃないかと思ってます。
僕もそうでしたが、やっぱり行くまではものすごく抵抗があって怖かったです。
僕と同じような方が大半だと思います。
学校でも心の病気のことを教えてくれないですし、偏見を持ってる人もたくさんいます。
僕自身も持ってました。だからこそ症状が出てから実際に行くまでに数ヶ月くらいかかりました。
中には本当は治療が必要なのに、自分は病気じゃないと思って行かない人もいると思うんですね。
令和元年でも1年で20,000人以上、1日約55人が自ら命を落としてなくなっています。
参照:警察庁HP
この中の全員が精神科や心療内科に行ってはいないと思うんです。
もっと気軽に精神科や心療内科に行ける社会になれば、助かる命もあったんじゃないかと思うんです。
今芸能人の方で自ら命を断たれる方のニュースを見かけますけど、誰かが亡くなるのはこちら側も辛いですよ。
もし今自分自身ではどうしようもなく悩んでいる方がいれば、試しに行ってみるのもいいと思います。
薬を飲むのが不安な方はカウンセラーがいるところもあるので、カウンセラーにまずは相談してみてほしいです。
精神科や心療内科に行くと薬をたくさん処方されるだけだからやめとけという方もいますけど、そう思って本当は治療が必要な状態なのに行かない方が危ないと思うんですよね。
僕も思うところはあるので、その気持ちもすごくわかります。
僕は難病持ちで薬を飲んでますけど、できれば飲みたくないですもん。
ただ必要最低限飲まないといけない場合は飲んだ方がいいと思ってます。
もちろんクリニックによっては先生との相性もあるので、合わないと思ったら変えるのも全然ありです。
僕も複数のクリニックに行きましたが、先生によって対応も違うので合わないと思ったら別のクリニックに行ってみてください。
アメリカ人の場合は気軽にメンタルクリニックに行く人が多いと言われてます。
日本もアメリカのように気軽に相談できるようになってほしいんですよね。
そのために今回はこの記事を書くことにしました。
今精神科や心療内科に行こうか悩まれている方に、少しでもこの記事が届いてくれるといいなと思っています。