こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回は、HSP・HSCは引きこもりになりやすいことについて、自分自身の体験を踏まえてお話をしたいと思います。
HSP・HSCは繊細で傷つきやすいので不登校や引きこもりになりやすい
- HSPは、Highly Sensitive Personの略で敏感で傷つきやすい人
- HSCは、Highly Sensitive Child)の略で敏感で傷つきやすい子ども
どちらも傷つきやすい人のことを言います。
HSPやHSCは病気ではなく気質です。
性格のようなものなので、なかなか変えることはできません。
HSPやHSCは繊細で傷つきやすいので、不登校や引きこもりになりやすいんです。
そういう僕も、強度のHSPなので過去に合計数ヶ月間ほどほとんど誰にも合わずに引きこもっていたことがあります。
その時は、学校を編入する時期だったり仕事をやめた後だったので、新しい環境に行くことで徐々に外に出るようになりました。
今もフリーランスのブロガーとしてサイト作成をしながら在宅ワークをしているので、基本的には家にいます。
ほとんど誰にも会わないので引きこもっているようなものです。
HSP・HSCで引きこもるのは自分を守るため
僕も少し引きこもりの経験があるから言えますが、引きこもるのは自分を守るためです。
学校や職場、人間関係で嫌なことや辛いことは誰にでもあります。
ただHSPやHSCの場合は、非HSPや非HSCの人に比べて何倍もダメージが大きいです。
もうこれ以上辛い思いをしたくないから、自分を守るために引きこもります。
あとは周りの目も気にしてしまうから、外で自分を知っている人に会うのが怖いんですよね。
だから外に出るにしても、夜中や早朝になってしまうんです。
HSP・HSCの子をもつ親御さんに伝えたいこと
HSP・HSCの子をもつ親御さんに伝えたいことですが、まずは怒らないであげてください。
引きこもっているのには理由があります。
心がズタズタにやられてしまって、外に出たくでも出られないから引きこもっているんです。
頭ごなしに外に出ろとか言われると、なんで分かってくれないんだと反発してしまいます。
なのでまず話を聞いてあげて欲しいですね。
暴力をふるわれるとか、何かメンタル系の病気を併発しているのであれば地域の支援センターなどに連絡して、周りと一緒に解決をしていく方が安心です。
必要であればご両親の方もカウンセリングを受けられてみるのがいいかと思います。
HSP・HSCは引きこもりを続けることでさらに自信を失うことが一番怖い
僕は引きこもること自体は悪いことではないと思っています。
親や周りの人を傷つけるようなことがなければ、引きこもって自分がしたいことをするのは本人の自由です。
引きこもることで一番怖いのは、さらに自信を失ってしまうことです。
何か挫折をしたり、傷ついて自信を失って引きこもっている方が大半だと思います。
引きこもっているときにゲームやネットばかり見ていると、「何やってるんだろ俺?」とより落ち込むんですよね。
引きこもりを続けることで、意欲を失い何もしなくなってしまうのが個人的には一番怖いです。
今は不登校で引きこもっていても勉強や仕事はできる
ただ今は昔と比べるとネットが発達しています。
小学生〜高校生であれば「すらら」など不登校向けのオンライン教材もあります。
今は自宅にいても勉強ができる時代です。
大人の方も、ブログやアフィリエイト、YouTubeなどオンラインで完結できる仕事も増えてきました。
自宅にいながらお金を稼げれば、それが自信にも繋がります。
もちろんお金を稼ぐのは大変ですが、昔よりも選択肢が広がっているのは確かです。
引きこもることは本人も辛いし親御さんも辛い。誰が悪いとかではないと思うんですよね。
引きこもっている間に、ダメ元でもいいから何か新しいことを始めてみるのもいいかもしれませんよ。
この記事を読んでくれた当事者の方達の心が、少しでも軽くなってくれたら嬉しいなと思います。
※厚生労働省のリンクも貼っておきます