ポルトガル

【治安注意!】ポルトガルのリスボンでスリにあい財布とパスポートを盗られた話

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こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。

「私はスリに合わないから大丈夫」

そう思っていませんか?

スリはいつどこで起こるかわかりません。

ポルトガルのリスボンを観光している時に、たった数秒気を抜いた時に妻のリュックから財布とパスポートが盗まれました。

しかも真っ昼間。

場所はリスボン中心部のフィゲイラ広場周辺。

おそらくこの写真を撮っている一瞬の隙に盗られてしまいました。

僕は先頭を歩いていたので気づかず。

15分ほど歩いて、近くの売店でモヒートを飲もうとした時に、

「財布がない!!」

という妻の大声が響き渡りました。

妻は普段動揺することが滅多になく、僕よりも100倍しっかりしているんですが、この時はかなり焦っていました。

いつもはリュックを前掛けにして歩いているんですが、この時だけは気を抜いて後ろにかけてしまっていたんだそう。

気がつくと鞄が少し空いていて、中を見た時にはなかったとのこと。

観光をやめホテルに戻り事情を説明。

警察署の場所を教えてもらいすぐに移動。

場所はロシオ広場から徒歩数分のところなので割と近め。

隣にはインフォメーションセンターがあります。

警察署に行き事情を説明。

必要書類を提出後、ポルトガルの日本領事館に連絡させてもらい後日行くことに。

警察の人が最後に「アシタガ、アシタノ・・・」と片言の日本語で言ってきました。

最初は「明日」の意味を知りたいのかなと思い「明日はTomorrow!」と答えていたんですが、途中で

「明日は明日の風が吹く!!!」

と伝えたいことがわかりました。

何でその言葉を知っているのか尋ねたところ、ただネットで調べただけと言っていました。

それだけここに来る日本人が多いんでしょう。

僕らの他にも財布をすられたらしき人が書類を書いていました。

 

ポルトガルの日本国大使館へ行く!

翌日ポルトガルの日本国大使館へ。

ポルトガルの日本国大使館は、警察署から徒歩20分くらいのところにあります。

最寄り駅は「Marquês de Pombal」。

近くて良かった。

建物は国旗などはなくわかりづらいです。

こちらが入り口。

6階に日本国大使館があります。

6階に行く前に、一階フロアで身分証を提示して緑色の入館証をもらう必要があります。

最初妻が受付の人に入館証をくれと言ったんですが、身分証がないから出せないと言われました。

代わりに僕がパスポートを出して入館証をもらえたから良かったんですが、もし一人旅とかやったらどうなるんだろう。

受付の人の一部は態度が悪かったです。

6階に行くとインターホンがエレベーターの前にあるので、鳴らして先ほどもらった入館証を見せると中に入れます。

パスポート再発行の手続きをすませる。

パスポートの再発行には戸籍謄本と写真が必要。

戸籍謄本は、写真などがあればとりあえず大丈夫で、その後日本にいる人に郵送して貰えば良いとのこと。

パスポートに必要な写真は、最寄り駅の下で撮りました。

手続きを終わらせあとはパスポートが再発行されるのを待つのみ。

それまでゆっくり過ごそうと思います。

【2017/11/06 追記】
タイミング悪く、ポルトガルの休日と日本の休日が交互に重なり数日かかりましたが、なんとか無事にパスポートをゲットできました!

いろいろありましたが、これでようやく次の街へ行けそうです^^

 

ポルトガルのリスボンでのスリ対策方法

今回スリに財布とパスポートを盗まれたことで、正直観光どころではなくなってしまいました。

しかも厄介なことに、ヨーロッパのビザの期限が迫っています。

もしオーバーステイすると、厳しい罰則があるとも言われているので、それに間に合うかギリギリな状態。

しかも財布には、これから南米に入国する際に必要かも知れない「黄熱の予防接種証明書(イエローカード)」も入っていました。

クレジットカード、現金もなくなり、かなり妻はショックを受けています。

僕も昔シンガポールに行った時に、財布をなくし現金、クレジットカード、就労ビザの全てを失いました。

シンガポールで骨折中に財布と就労ビザをなくし絶望してたけど立ち直った話シンガポールで骨折中に財布と就労ビザをなくし絶望してたけど立ち直った話を書いています。...

足も骨折して入院、そして手術とかなり辛かったことを思い出し、僕まで悲しくなってきました。

財布がなくなった時って、だいたいが自分を責めてしまうんですよね、

「なんであの時気を抜いたんだろう」
「なんであの場所に行ってしまったんだろう」

どんどん自分を責める言葉が頭に浮かんできます。

ただ本当に許せないのは犯人!

実際リスボンには良い人の方が多いのに、こういう人がいることでイメージが悪くなってしまうんですよね。

日本大使館の人に話を伺うと、ポルトガルはここ2,3年で移民の数が増え、スリも増加しているとのこと。

今までテレビのニュースで移民の話を聞いてもどこか上の空でした。

移民の人が入国拒否されるのを聞いて、「かわいそうじゃん!入れてあげればいいのに」

とか思っていたんですが、移民の人が来ることによって治安が悪くなるのであれば、入国制限をかける気持ちもわかります。

「もし日本に移民が大量に来るようになったらどうなるだろう?」

今回の件で、移民問題の件が身近になりました。

これからポルトガルのリスボンにくる人は、

・基本手ぶらで歩く
・高価そうなものを身につけない
・貴重品は分散して持ち歩く
・リュックやカバンは前掛け
・値段は安くてもなんか感じの悪いホテルに泊まらない
・治安が悪そうな地域だなと思ったら引き返す
・トラムや地下鉄はもちろん広間も気をつける

これを意識するだけでもスリ対策になります。

このブログを読んでくれた皆さんが、無事に観光できることを願っています。

街中だけでなく、28番線や15番線の市電(トラム)もスリが多いみたいだから気をつけてくださいね。

落ち込んでいる時にリスボンを歩いていたら虹が。

やなことがあればいいことがある精神でやっていきます!

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