こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
今回はイルセサンさんの書籍、『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』を読んだ感想を紹介したいと思います。
イルセサンさんはデンマークの心理療法士
イルセサンさんはデンマークの心理療法士です。
デンマークの心理療法協会の会員でもあります。
現在はトレーナーや講演家、セラピスト、スーパーバイザーとして活動中です。
『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』は2016年にディスカヴァー・トゥエンティワン社から発売されました。
HSPのことがわかりやすく書かれています。
イルセサンの『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』の本の目次・内容
イルセサンさんの『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』の書籍の目次・内容は以下です。
冒頭にはHSP自己診断チェックテストもついてます。
第1章 鈍感な世界に生きる「敏感な人」とは
- 5人に1人がHSP(とても敏感な人)
- HSPは生まれもった気質
- HSPの能力1 一度に多くの情報を吸収できる
- HSPの能力2 音やにおいなどの微細な違いも察知できる
- HSPの能力3 ゆっくり、深く多角的に考えられる
- HSPの能力4 とても慎重で、危機管理能力が高い
- HSPの能力5 共感力が高く、気配り上手
- HSPの能力6 誠実で、責任感がある
- HSPの能力7 想像力が豊かで、内的生活が充実している
- 表面的にはHSPに見えない人もいる|外向的なHSP・刺激を求めるHSP・タイプ分けすることの利点と難点
第2章 「敏感な人」が抱えやすい心の問題
- HSPが抱えやすい心の問題1 自分自身に高度な要求をしてしまう
- HSPが抱えやすい心の問題2 罪悪感と羞恥心に苛まれてしまう
- HSPが抱えやすい心の問題3 恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
- HSPが抱えやすい心の問題4 怒りをうまく放出できない
第3章 「鈍感な人たち」とうまく付きあうには
- 方法1 周囲の人に自分がHSPであることを伝える
- 方法2 自分の限界点をはっきり伝えておく
- 方法3 休憩や散会の時間を事前に約束しておく
- 方法4 自分にできることは限られているという事実を受け入れる
- 方法5 言葉の洪水に溺れないように会話中に休憩をとる
- 方法6 片方がいっぽい的に話さずに「対話」となるよう心がける
- 方法7 「対話」を成立させるには、互いに「反応し合う」ことを意識する
- 方法8 時と場合に応じて「深い会話」と「表面的な会話」を使い分ける
- 方法9 4つのステップで会話を深めていく
- 方法10 HSPの理解者をパートナーに選ぶ
- 方法11 子育ては、無理をしない
第4章 「敏感な自分」とうまく付きあうには
- 方法1 HSPの能力を楽しむ機会をつくる
- 方法2 五感から過度に刺激を受けないための対策をとる
- 方法3 過度な刺激を受けたら、じっと自分の内側に集中する
- 方法4 自分自身への愛情を向けて、自分を守る
- 方法5 自分自身に思いやりを持つ
- 方法6 自分自身と和解する
- 方法7 心理セラピーを受けてみる
- 方法8 自分らしくいることの喜びを感じる
- おわりに HSPへの贈り物
イルセサンの『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』の本を読んだ感想
イルセサンの『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』の本を読んだ感想ですが、HSPのことが詳しく書かれているので、どういう気質を持っていてどんな対策をすれば生きやすくなるのか知りたい方におすすめです。
外国の方が書かれていて翻訳になるので、日本人が書いた書籍と比べて少し読みづらいですが、読み応えは十分にあります。
個人的な発見としては、「外向的なHSP」と「刺激を求めるHSP」が分けて書かれていたことです。
心理療法士のイルセサンさんの本読み直したら「外向的なHSP」と「刺激を求めるHSP」分けて書かれてた。何度も読み直すの大事やね🍀暑い日は家で本読むに限る🐱#HSP pic.twitter.com/JPpj2ThSr3
— カズッシー@HSS型HSP (@kazussyhsp) July 17, 2021
実ば今回この書籍を読むのは3回目ですが、今までは「刺激追求型HSP=外向型HSP」と思っていたので読み飛ばしてたんですよね。
あらためて読み直したところ、きちんと区別されてかかれてました。
読み直すの大事です。
「刺激追求型HSP=外向型HSP」の違いについては「こちら」の記事で詳しく考察しています。
またイルセサンの書籍には内向的なHSPは70%、外向的なHSPは30%と記載があります。
HSP=内向型と見られがちですが、実は違うんですね。
HSPの自己診断テストも掲載されているので、HSPのことをしっかりと学びたい方は読んでみるのもおすすめです。