こんにちは、カズッシー(@kazusy10)です。
最近SNSをみていると、自分はHSPなんだろうかと悩まれている方がいることがわかりました。
そこで今回は、自分がHSPかどうかで悩んでいる方やHSPの分類分けで悩んでいる方に向けて、僕自身が思っていることをお話ししたいと思います。
自分がHSPかどうかは自分で決めていい
まず初めにお伝えしておきたいのが、HSPは病気ではなく気質です。
HSPは病気ではなく心理学的概念なので、クリニックに行っても診断してくれません。
なので自分がHSPかどうかは自分で決めることになります。
僕もHSPの本を読んだりチェックテストをやって、大部分が当てはまったのでHSPと言っています。
おそらく他の方も同じだと思います。
現時点では自分でしか決められないんですよね。
だからHSPかどうかは自分で決めて大丈夫です。
たまに「あの人はものすごい活動的だからHSPなんかじゃないわ」みたいな投稿もSNSで見かけますけど、HSPかどうかは自分で決めることであって他人が決めることではないです。
0か100かの思考でなくていい
それから絶対に、HSPの気質が全部当てはまらないといけないわけではないです。
HSPさんは0か100かで考える完璧主義の方が多いので、このことで悩まれている方もいると思います。
- HSPの気質に全部当てはまらないからもしかしたらHSPという言葉に甘えているだけかもしれない
- 100%当てはまらないならHSPじゃない
みたいな考え方をするんじゃなくて、だいたい当てはまってるからHSPかなくらいで大丈夫です。
HSE・HSS・HSPの分類分け診断もしんどいなら無理にやらなくていい
HSPの分類分けも、しんどい方は無理にやらなくていいと思っています。
僕はHSS型HSPなので、HSSの分類があってよかったと思ってます。
細かく分類分けをすることで生きやすくなる人もいます。
僕自身もどちらかというと細かく分けたい方です。
最近では「HSE(Highly Sensitive Extroversion)」という型があるという話も出てきました。
HSEとHSSの違いは
- HSEは外向型・社交的なHSP
- HSSは刺激を求めるけど内向型のHSP
と言われていたりいます。
中には「HSS=HSE」と言っている人もいます。
現状は人によって定義が違っている状態です。
もともとHSEという言葉は、HSPの提唱者であるエレイン・N・アーロンさんではなく、親交のあるジャクリーン・ストリックランドさんがゲストブログで言及した言葉で、エレイン・N・アーロンさんが言った言葉ではないんですよね。
参照:http://hspjk.life.coocan.jp/blog-introversion-extroversion.html
もし自分がどの分類なんだろうと悩んで動けなくなってしまうのであれば、無理して詳細に分ける必要はないと思っています。
HSPは生きやすくなるための指標だと思っている
僕はこのHSPという言葉は、生きやすくなるための指標だと思っています。
生きやすくなるために分類分けをしているのに、それで苦しんでしまっては本末転倒だと思うんですよね。
もし今分類分けでしんどくなってるのであれば、一回HSPをとっぱらって考えてみてください。
本来HSPであろうと一人一人の特性は違います。
HSPの提唱者のエレイン・アーロンさんも、共通の特徴はあるとしても一人一人全く違うと言っています。
僕は生きていく上で、自分自身の考え方の癖や傾向を知ることが大切だと思ってます。
HSPであろうとなかろうと、自分が何が好きで何が苦手なのかが分かっていれば、対策もできるので生きやすくなるじゃないですか。
HSPはあくまで自分を知る手がかりの一つなので、HSPが自分を構成するすべてではないです。
僕もHSPのことを発信してますけど、全員に当てはまるものではないと自覚してます。
人それぞれ度合いや好みも違いますからね。
僕のブログを読んでくれている方には、使えそうなところだけを使ってもらって全然構いません。
これいいなって思ったところだけ使ってもらえれば、それですごく嬉しいですね。
HSPだから絶対こう生きなきゃいけないって思わなくて大丈夫です。
あなた自身が好きなように生きて欲しいと思っています。
あまりHSPという言葉自体に、囚われすぎないで欲しいです。
今回は、HSPかどうかで悩まれている方を見かけたのでこの記事を書くことにしました。
今回の情報で、少しでも気持ちが軽くなってくれたら嬉しいです。
【2021年5月追記】
最近はHSPの専門家の方がHSEの情報を発信するようになってきました。その情報をもとにHSS型HSPとHSEの違いを以下の動画や記事で解説しています。